いまさらですが、僕に関する情報をまとめたページがほしくなったので、ここに作っておきます。
更新があった場合は、このページを更新しようと思います。
(最終更新日: 2018年04月19日)
社会人ブログ: http://kawai-osask.blogspot.jp/
スライド: https://speakerdeck.com/hkawai
facebook: https://www.facebook.com/hidemi.kawai.osask
LinkedIn: http://lnkd.in/b7z3Crj
(これらのSNSでは、名刺交換程度のごあいさつをさせていただいた後の、つながり申請をお願いしています)
(メッセージなどは常時受け付けますが、お返事が遅くなったらすみません)
1975年生まれ
1994年 横浜市立桜丘高校 卒業
1998年 横浜市立大学 文理学部物理課程 卒業
2000年 横浜市立大学大学院修士課程 修了
1994年より OSASK計画 代表 (現職)
2002年 IPA未踏ユース採択(準スーパークリエータとして修了)
2006年 「30日でできる!OS自作入門」著
2009年より 横浜創英短期大学非常勤講師 (2011年まで)
2009年より セキュリティ&プログラミングキャンプ講師 (現職)
2011年より サイボウズ・ラボ株式会社 社員 (現職)
2015年より 一般社団法人「未踏」の理事(現職)
2017年より SecHack365のトレーナー(現職)
2018年 「世界一わかりやすい! プログラミングのしくみ」著(共著)
主なオープンソース作品:
・V98 [FM-TOWNS用PC-9801VXエミュレータ]
・第一世代OSASK [PC用の超軽量型OS]
・第二世代OSASK [x86汎用OS]
・第三世代OSASK [セキュリティ重視VM環境 - Javaみたいなもの]
・「はりぼてOS」 [PC用の学習教材用OS]
・nask [x86用世界最小アセンブラ]
・ASKA [C文法風のアセンブラ]
・blike [C用のグラフィックライブラリ]
・可逆データ圧縮のTek (LZMAの改造版)
・CコンパイラGO (GCCの改造版)
・プログラミング言語Essen(開発中)
川合秀実の社会人ブログ
2014年3月20日木曜日
2014年3月18日火曜日
サイボウズ本社の紹介
サイボウズってどんな会社ですかと聞かれることがあって、こんな会社ですよと答えたいのですが、これを個別にやっていると手間がもったいないので、ここに僕の個人的な意見や有用そうなリンクを集めておくことにします。
(1)
サイボウズは東証一部上場企業で、ソフトウェアの開発・販売や、クラウドサービスの提供を主たる業務にしています。
どんなソフトウェアを作っているのかというと、会社での事務処理を支援するソフトです。・・・会社で上司から部下へお知らせをしたり、部下が上司に意見を言ったりすることがあると思いますが、それをメールではなくて、社内のIT的な掲示板やメッセージ機能を使ってやったらもっと仕事の効率は良くなるはずだという信念にもとづき、そういうソフトウェアを開発・改良しています。スケジュールの管理もできます。さらに学生やボランティア団体などが無料で使えるサービス「サイボウズLive」も手掛けています。・・・実際、自社で開発したソフトウェアをサイボウズ社内でもフル活用していて、「効率よく仕事ができる」ということを強く実感します。このソフトウェアがもっと広まったら、世の中はよくなると僕はお世辞なしで信じていますし、販売価格も良心的だと思います。きっと余裕で元は取れる(=つまりコスト以上に仕事が効率化できる)でしょう。
僕は他のソフトウェア会社への転職を打診されたことがありますが、そのソフトウェアが世の中をよくするのかというと、そうは思えませんでした。むしろ世の中を悪くするリスクがあると感じました。いや、もちろんユーザがなにもかもちゃんとわかっていて、それでもということで喜んでお金を払うのならまったくいいことなのですが、そうではないお客様も多数いそうな感じで、僕の趣味ではないかなと思いました(=冷静な判断で買いたい気持ちにさせるというよりは、勢いでその気にさせて、数年後に後悔させてしまう感じ・・・)。そもそも僕は「社会貢献のためならお給料が少し安くても構わない派」なのでこんなことを重視するのですが、僕とは違う意見の人もいるでしょうし、それはそれでいいと思います。
(2)
サイボウズは、お金の使い方が僕の好みです。たとえば社名をもっと有名にしたいと考えたとします。有名になれば、製品を知ってもらう機会が増えますし、社員の応募も増えて、よりよい人材を確保しやすくなります。で、有名にするには広告すればいいというのが正攻法でしょう。そしてきっとお金を掛ければそれに見合った知名度は得られるはずです。・・・しかしサイボウズはそのようなやり方をしません。代わりにたとえば初任給を多くします。そうすれば初任給ランキングなどで紹介されて有名になります。これはとてもうまいと思うのです。だって有名になるだけではなくて、従業員もうれしいからです。
http://rank.in.coocan.jp/salary-shoninkyu.html
他のお金の使い方もあります。サイボウズは「サイボウズ式」というメディアも作っています。読めばすぐに分かりますが、これはサイボウズのことをよく見せようというPR記事などではなく、ふつうに面白い記事ばかりです。広告をしたら社名やイメージがみんなの記憶に残るだけですが、こういうやり方なら、日々の生活に役立つ情報を得たり、興味深いインタビューが読めたりするわけです。
http://cybozushiki.cybozu.co.jp/
他にもサイボウズ・ラボユースやベストチーム・オブ・ザ・イヤーなどもやっています。
http://labs.cybozu.co.jp/recruit/youth.html
http://team-work.jp/btoy.html
さらに多数の公共的なイベントや学会にも協賛しています。東日本大震災に対しても合計1億円の寄付を決定して実施しています。
サイボウズは、ただお金を儲けようという会社ではないんだと思います。もちろんお金は大切です、収益を上げていかなければ慈善的な事業なんてできませんし、従業員を雇うこともできません。でもお金を稼ぐことがすべてではないということを分かっているのだと思います。・・・たとえば、先日機会があって取締役の一人と雑談をしたのですが、その人は「会社はちゃんと利益を出して、法人税を納めることも大事な仕事だと思っている」と言っています。もちろん会社の将来のための投資も必要ですし、それを重視している時期もありますが、しかし納税を嫌がって利益を全部投資してしまおう、という発想ではないのです。僕はこの姿勢も好きです。
[註] サイボウズは普通の広告も併用しています。
(3)
サイボウズは社員に優しい会社です。安い給料でこき使って、使い捨てにしよう、なんて雰囲気はまったくありません。社員を信頼して自由にやらせてくれます。それが効率よい仕事につながって、さらに会社は自由度を上げてくれて・・・という好循環になっています。在宅勤務や時短勤務もできます。副業もOKです。独立支援制度も検討したりしています。育児休暇も取りやすい雰囲気です。社内の部活動やお誕生日会に参加して親睦を深めることもできます(もちろん義務ではありません)。社内結婚事例も多いです。社内でのいじめやいやがせなどはありません(少なくとも僕の知る限りでは)。きっとみんな楽しいからそうやってストレスを発散する必要がないんだと思います。ちなみに僕は、CSR部、料理部、野球部(幽霊部員)、SF同好会、に所属しています。
初任給は先述の通り高いですが、その後の伸びはゆっくりなので、バリバリ働いて大金持ちになりたいという人にはあまり向きません。人件費がかかりすぎたら、結局は製品の価格を上げてしまうことにもなるので、僕はやむを得ないというか、これでいいと思っています。・・・尊敬できる人のもとで、誇りの持てる仕事を、気の良い人たちと一緒に、自由に効率よくやっていきたいと思うのなら、とてもお勧めできます。・・・とはいえ、競争倍率が高くて、時期によっては選考に落ちてしまうかもしれません(すみません)。でもそんな場合でも、数年後にスキルアップしてから再度挑戦してみるとか、是非トライしてみてほしいです。それだけの価値はあると僕は思います。
誤解してほしくないのですが、怠けても平気とか、そういう会社ではないです。楽して儲けたいみたいな人は困ります。そういう人が入ってしまうと、会社は社員を自由にできなくなってしまいます。規則をたくさん作って、厳しくしなければいけません。自由を与えられても、ちゃんと仕事ができる人におすすめなのです。そういう人を見極められている人事の人たちはすごいと思います。
社内には超優秀な人がいます。腕の良い開発者、プレゼンがすごくうまくて感動的な人、すごくいい写真を撮ってくる人、おもしろい記事を書く人、などなどなど・・・そういう人たちと楽しく話をして、いろいろ教えてもらえたりするのも僕にとっては魅力です。
(4)
サイボウズには感動課という部署があります。たとえば売り上げが伸びたらうれしいですよね。開発が終わってリリースできたらうれしいですよね。そういう出来事をもっともっと感動的にするための部署です。感動課については以下のページの連載が非常に詳しいです。
http://www.advertimes.com/20131002/article128393/
上記には書かれていないことを僕は書きたいと思います。
先日、僕が入社間もない頃から僕のことを気にかけてくれていた、すてきな元上司が転職してしまいました(すごいお給料アップな条件を提示されたとかで・・・それならしょうがないかな・・・)。そのときに、彼を慕うたくさんの人が集まって送別会をしました。もちろん僕も行きました。そしてそのときに感動課の人が、いろいろな演出をしてとても感動的でした。そう、もうまさに感動的としか言いようがないです。たった一人のために、ここまでやってくれるんだ、なんてすごいんだろうと今でも思います。
また別の日には、社員の結婚式のお祝いの動画を作っていました。これもすごい出来栄えです。こんなふうに、ほんとに信じられないほどの努力をしてくれるのです。これは入社しないと分からないと思います。そして一度体験したら、感動課が巻き起こした感動のおかげで、どれほど会社が元気良くなるか心底わかります。きっとそのうち他の先進的な会社も真似するでしょう。だって効果が絶大ですから。
こんなこともありました。僕は先日、サイボウズの社員で、何年も日本で仕事をしている外国の人と話をして、その人がまだ「うな重」を食べたことがないということを知りました。和食はもはや世界遺産にもなったのに、そしてそんなに長く日本にいるのに、うな重を食べたことがないなんて、そんなのはいけない、僕が一度ご馳走してあげるから食べて食べて!ということになったのですが、悲しいかな、僕はおいしいうなぎ屋さんを知りません。それでどうしようかと思って最初に思い付いたのが「感動課」でした。事情を話したら、僕に代わって上手においしいお店を見つけて、案内までしてくれました。お店では楽しいお話もたくさんしてくれました。・・・なんていうか、こういうときに誰に相談したらいいかを迷わずに済むというのは、素晴らしいことだと僕は思うのです。社内の誰かを喜ばせたいと思ったら、迷わず相談します。業務に関係あってもなくても、とても親身になってくれます。
(5)
サイボウズは創業直後からこんな会社だったわけではありません。ここ数年で現在のようになったそうです。最初のころは、残業だらけで、激務で、大変な職場だったそうです。しかし会社も急成長していて、みんなで夢に向かって進んでいる感じはありました。引き換えに疲れ果てる人もいて、離職率も高かったと聞いています。・・・今は、もっとゆったりと安定した感じです。離職率は非常に低いです。
以前の雰囲気が好きな人もいます。そういう人はみんな他の会社に移ってしまいました。その考え方もわからないではないので、人それぞれだと思います。
ということで、過去のサイボウズの状況を前提にサイボウズのことを書いている人がいるかもしれませんが、そしてそれは僕の紹介とは全然違っていると思いますが、しかしその人の言っていることは正しいし、僕の紹介も間違っているわけではないのです。
(6)
僕はサイボウズの社員ではありません。僕はサイボウズ・ラボの社員です。しかし僕の主要な業務はサイボウズの製品の改良なので、サイボウズ本社にも積極的にかかわっていて、だからサイボウズのこともよく知っています。もしソフトウェア開発者であれば、サイボウズ本社以上にサイボウズ・ラボはお勧めですが、ラボは非常に狭き門で、しかも運がよくないと採用してもらえないので(タイミングの問題)、そういう意味でお勧めしにくいです。僕は運がよくて入れてもらえましたが、入ってから自分の幸運さをかみしめています。
また僕は持株会を通じてサイボウズ株を少し持っています。ですから僕は中立な立場とは言えません。わざとよく見せようとはしていませんが、それでも気になったらすみません。これは公正を期するために書いておきました。
(7)
参考になりそうなリンクを紹介しておきます。
サイボウズの社風・評判の口コミ
http://jobtalk.jp/company/1543_evaluate.html
サイボウズ 人事戦略の秘密まとめ 第3回 サイボウズ超会議へ行ってきました!
http://blog.bot.vc/2014/03/cybozuchokaigi03/
「サイボウズ 人事の歴史」以降のところを読むと、どういう考え方の会社なのか感じられると思います。
(1)
サイボウズは東証一部上場企業で、ソフトウェアの開発・販売や、クラウドサービスの提供を主たる業務にしています。
どんなソフトウェアを作っているのかというと、会社での事務処理を支援するソフトです。・・・会社で上司から部下へお知らせをしたり、部下が上司に意見を言ったりすることがあると思いますが、それをメールではなくて、社内のIT的な掲示板やメッセージ機能を使ってやったらもっと仕事の効率は良くなるはずだという信念にもとづき、そういうソフトウェアを開発・改良しています。スケジュールの管理もできます。さらに学生やボランティア団体などが無料で使えるサービス「サイボウズLive」も手掛けています。・・・実際、自社で開発したソフトウェアをサイボウズ社内でもフル活用していて、「効率よく仕事ができる」ということを強く実感します。このソフトウェアがもっと広まったら、世の中はよくなると僕はお世辞なしで信じていますし、販売価格も良心的だと思います。きっと余裕で元は取れる(=つまりコスト以上に仕事が効率化できる)でしょう。
僕は他のソフトウェア会社への転職を打診されたことがありますが、そのソフトウェアが世の中をよくするのかというと、そうは思えませんでした。むしろ世の中を悪くするリスクがあると感じました。いや、もちろんユーザがなにもかもちゃんとわかっていて、それでもということで喜んでお金を払うのならまったくいいことなのですが、そうではないお客様も多数いそうな感じで、僕の趣味ではないかなと思いました(=冷静な判断で買いたい気持ちにさせるというよりは、勢いでその気にさせて、数年後に後悔させてしまう感じ・・・)。そもそも僕は「社会貢献のためならお給料が少し安くても構わない派」なのでこんなことを重視するのですが、僕とは違う意見の人もいるでしょうし、それはそれでいいと思います。
(2)
サイボウズは、お金の使い方が僕の好みです。たとえば社名をもっと有名にしたいと考えたとします。有名になれば、製品を知ってもらう機会が増えますし、社員の応募も増えて、よりよい人材を確保しやすくなります。で、有名にするには広告すればいいというのが正攻法でしょう。そしてきっとお金を掛ければそれに見合った知名度は得られるはずです。・・・しかしサイボウズはそのようなやり方をしません。代わりにたとえば初任給を多くします。そうすれば初任給ランキングなどで紹介されて有名になります。これはとてもうまいと思うのです。だって有名になるだけではなくて、従業員もうれしいからです。
http://rank.in.coocan.jp/salary-shoninkyu.html
他のお金の使い方もあります。サイボウズは「サイボウズ式」というメディアも作っています。読めばすぐに分かりますが、これはサイボウズのことをよく見せようというPR記事などではなく、ふつうに面白い記事ばかりです。広告をしたら社名やイメージがみんなの記憶に残るだけですが、こういうやり方なら、日々の生活に役立つ情報を得たり、興味深いインタビューが読めたりするわけです。
http://cybozushiki.cybozu.co.jp/
http://labs.cybozu.co.jp/recruit/youth.html
http://team-work.jp/btoy.html
さらに多数の公共的なイベントや学会にも協賛しています。東日本大震災に対しても合計1億円の寄付を決定して実施しています。
サイボウズは、ただお金を儲けようという会社ではないんだと思います。もちろんお金は大切です、収益を上げていかなければ慈善的な事業なんてできませんし、従業員を雇うこともできません。でもお金を稼ぐことがすべてではないということを分かっているのだと思います。・・・たとえば、先日機会があって取締役の一人と雑談をしたのですが、その人は「会社はちゃんと利益を出して、法人税を納めることも大事な仕事だと思っている」と言っています。もちろん会社の将来のための投資も必要ですし、それを重視している時期もありますが、しかし納税を嫌がって利益を全部投資してしまおう、という発想ではないのです。僕はこの姿勢も好きです。
[註] サイボウズは普通の広告も併用しています。
(3)
サイボウズは社員に優しい会社です。安い給料でこき使って、使い捨てにしよう、なんて雰囲気はまったくありません。社員を信頼して自由にやらせてくれます。それが効率よい仕事につながって、さらに会社は自由度を上げてくれて・・・という好循環になっています。在宅勤務や時短勤務もできます。副業もOKです。独立支援制度も検討したりしています。育児休暇も取りやすい雰囲気です。社内の部活動やお誕生日会に参加して親睦を深めることもできます(もちろん義務ではありません)。社内結婚事例も多いです。社内でのいじめやいやがせなどはありません(少なくとも僕の知る限りでは)。きっとみんな楽しいからそうやってストレスを発散する必要がないんだと思います。ちなみに僕は、CSR部、料理部、野球部(幽霊部員)、SF同好会、に所属しています。
初任給は先述の通り高いですが、その後の伸びはゆっくりなので、バリバリ働いて大金持ちになりたいという人にはあまり向きません。人件費がかかりすぎたら、結局は製品の価格を上げてしまうことにもなるので、僕はやむを得ないというか、これでいいと思っています。・・・尊敬できる人のもとで、誇りの持てる仕事を、気の良い人たちと一緒に、自由に効率よくやっていきたいと思うのなら、とてもお勧めできます。・・・とはいえ、競争倍率が高くて、時期によっては選考に落ちてしまうかもしれません(すみません)。でもそんな場合でも、数年後にスキルアップしてから再度挑戦してみるとか、是非トライしてみてほしいです。それだけの価値はあると僕は思います。
誤解してほしくないのですが、怠けても平気とか、そういう会社ではないです。楽して儲けたいみたいな人は困ります。そういう人が入ってしまうと、会社は社員を自由にできなくなってしまいます。規則をたくさん作って、厳しくしなければいけません。自由を与えられても、ちゃんと仕事ができる人におすすめなのです。そういう人を見極められている人事の人たちはすごいと思います。
社内には超優秀な人がいます。腕の良い開発者、プレゼンがすごくうまくて感動的な人、すごくいい写真を撮ってくる人、おもしろい記事を書く人、などなどなど・・・そういう人たちと楽しく話をして、いろいろ教えてもらえたりするのも僕にとっては魅力です。
(4)
サイボウズには感動課という部署があります。たとえば売り上げが伸びたらうれしいですよね。開発が終わってリリースできたらうれしいですよね。そういう出来事をもっともっと感動的にするための部署です。感動課については以下のページの連載が非常に詳しいです。
http://www.advertimes.com/20131002/article128393/
上記には書かれていないことを僕は書きたいと思います。
先日、僕が入社間もない頃から僕のことを気にかけてくれていた、すてきな元上司が転職してしまいました(すごいお給料アップな条件を提示されたとかで・・・それならしょうがないかな・・・)。そのときに、彼を慕うたくさんの人が集まって送別会をしました。もちろん僕も行きました。そしてそのときに感動課の人が、いろいろな演出をしてとても感動的でした。そう、もうまさに感動的としか言いようがないです。たった一人のために、ここまでやってくれるんだ、なんてすごいんだろうと今でも思います。
また別の日には、社員の結婚式のお祝いの動画を作っていました。これもすごい出来栄えです。こんなふうに、ほんとに信じられないほどの努力をしてくれるのです。これは入社しないと分からないと思います。そして一度体験したら、感動課が巻き起こした感動のおかげで、どれほど会社が元気良くなるか心底わかります。きっとそのうち他の先進的な会社も真似するでしょう。だって効果が絶大ですから。
こんなこともありました。僕は先日、サイボウズの社員で、何年も日本で仕事をしている外国の人と話をして、その人がまだ「うな重」を食べたことがないということを知りました。和食はもはや世界遺産にもなったのに、そしてそんなに長く日本にいるのに、うな重を食べたことがないなんて、そんなのはいけない、僕が一度ご馳走してあげるから食べて食べて!ということになったのですが、悲しいかな、僕はおいしいうなぎ屋さんを知りません。それでどうしようかと思って最初に思い付いたのが「感動課」でした。事情を話したら、僕に代わって上手においしいお店を見つけて、案内までしてくれました。お店では楽しいお話もたくさんしてくれました。・・・なんていうか、こういうときに誰に相談したらいいかを迷わずに済むというのは、素晴らしいことだと僕は思うのです。社内の誰かを喜ばせたいと思ったら、迷わず相談します。業務に関係あってもなくても、とても親身になってくれます。
(5)
サイボウズは創業直後からこんな会社だったわけではありません。ここ数年で現在のようになったそうです。最初のころは、残業だらけで、激務で、大変な職場だったそうです。しかし会社も急成長していて、みんなで夢に向かって進んでいる感じはありました。引き換えに疲れ果てる人もいて、離職率も高かったと聞いています。・・・今は、もっとゆったりと安定した感じです。離職率は非常に低いです。
以前の雰囲気が好きな人もいます。そういう人はみんな他の会社に移ってしまいました。その考え方もわからないではないので、人それぞれだと思います。
ということで、過去のサイボウズの状況を前提にサイボウズのことを書いている人がいるかもしれませんが、そしてそれは僕の紹介とは全然違っていると思いますが、しかしその人の言っていることは正しいし、僕の紹介も間違っているわけではないのです。
(6)
僕はサイボウズの社員ではありません。僕はサイボウズ・ラボの社員です。しかし僕の主要な業務はサイボウズの製品の改良なので、サイボウズ本社にも積極的にかかわっていて、だからサイボウズのこともよく知っています。もしソフトウェア開発者であれば、サイボウズ本社以上にサイボウズ・ラボはお勧めですが、ラボは非常に狭き門で、しかも運がよくないと採用してもらえないので(タイミングの問題)、そういう意味でお勧めしにくいです。僕は運がよくて入れてもらえましたが、入ってから自分の幸運さをかみしめています。
また僕は持株会を通じてサイボウズ株を少し持っています。ですから僕は中立な立場とは言えません。わざとよく見せようとはしていませんが、それでも気になったらすみません。これは公正を期するために書いておきました。
(7)
参考になりそうなリンクを紹介しておきます。
サイボウズの社風・評判の口コミ
http://jobtalk.jp/company/1543_evaluate.html
サイボウズ 人事戦略の秘密まとめ 第3回 サイボウズ超会議へ行ってきました!
http://blog.bot.vc/2014/03/cybozuchokaigi03/
「サイボウズ 人事の歴史」以降のところを読むと、どういう考え方の会社なのか感じられると思います。
2012年10月9日火曜日
旧式PC利用のススメ
こんにちは、なんだか久しぶりの投稿になってしまいました。
いろいろと忙しくしていたら、いつの間にか秋になっていました・・・。
先日、といっても1ヶ月以上前ですが、サイボウズ・ラボユースの開発合宿とセキュリティキャンプ2012の合同成果発表会がありました(APASEC)。8月21日のことです。
セキュリティキャンプ2012
http://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/camp2012/
[東京]第一回首都圏勉強会(APASEC)
http://atnd.org/events/31716
この合同成果発表会は、会場こそサイボウズでしたが、基本的にはセキュリティキャンプの卒業生が主体で、その中にラボユースの発表枠を分けてもらうという感じでした。
これに僕も参加して発表をしたので、その資料を公開しようと思います。
旧式PC利用のススメ
http://www.slideshare.net/HidemiKawai1
この発表の趣旨を大雑把にまとめてしまえば、「幼少期に貧弱な環境で鍛えられたおかげで、高速なコードを書く訓練ができました。おかげで会社では大活躍です!」ということです(笑)。
その7ページ目に書いてありますが、僕は社内では製品の改良をやっています。改良と言っても高速化しかしていませんが。・・・それで、ある製品をじっくり研究してボトルネックとなる関数を特定し、それをうまいこと改造して84倍速にしました。その結果、その製品は4倍速になりました。とまあ、そんな感じで、他にもいくつか改造しています(詳しくは資料参照)。楽しいです。
いろいろと忙しくしていたら、いつの間にか秋になっていました・・・。
先日、といっても1ヶ月以上前ですが、サイボウズ・ラボユースの開発合宿とセキュリティキャンプ2012の合同成果発表会がありました(APASEC)。8月21日のことです。
セキュリティキャンプ2012
http://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/camp2012/
[東京]第一回首都圏勉強会(APASEC)
http://atnd.org/events/31716
この合同成果発表会は、会場こそサイボウズでしたが、基本的にはセキュリティキャンプの卒業生が主体で、その中にラボユースの発表枠を分けてもらうという感じでした。
これに僕も参加して発表をしたので、その資料を公開しようと思います。
旧式PC利用のススメ
http://www.slideshare.net/HidemiKawai1
この発表の趣旨を大雑把にまとめてしまえば、「幼少期に貧弱な環境で鍛えられたおかげで、高速なコードを書く訓練ができました。おかげで会社では大活躍です!」ということです(笑)。
その7ページ目に書いてありますが、僕は社内では製品の改良をやっています。改良と言っても高速化しかしていませんが。・・・それで、ある製品をじっくり研究してボトルネックとなる関数を特定し、それをうまいこと改造して84倍速にしました。その結果、その製品は4倍速になりました。とまあ、そんな感じで、他にもいくつか改造しています(詳しくは資料参照)。楽しいです。
2012年4月20日金曜日
僕のサイボウズ・ラボ生活(3)
(5)
今日の僕は風邪をひいている。元気がない。こんなときに重要なコードを書いてもどうせ間違えるだけだと思うので、それはしないで、ブログを書けるところまで書くことにした。今日書かないと次に書けるのはいつになるかわからないし。
サイボウズでは、自社製品のグループウェアを自分たち自身でも使っているのだけど、その使い方はちょっと普通ではない。普通は、会社の総務からのお知らせとか、上司からの通達などのために掲示板が使われているのではないかと想像する。でもわが社はそうではない。・・・いや、そういう普通の使い方もしているけど、そうではない使い方もしているのだ。そしてその「普通ではない使い方」のほうがむしろメインだと思う。
古くからのOSASK-Wikiを知っている人なら覚えているかもしれないけど、僕は「ひとりごと」を書くのが好きだ。話が長くなったらブログに書いたりもした。・・・実は、サイボウズにもこれに似た社内文化がある。それは「日報」だ。
社員ひとりひとりに掲示板のスレッドがある。今日はこんなことしました、これっておかしいと思いました、こんな苦労をしました、などなど、いろいろだ。多くの人の日報は内容がとても個性的で、それを読むだけでも楽しい。僕の日報もまあまあ評判がいい(えへへ)。もちろん日報の内容にお返事やアドバイスが書かれることもある。こうしてみんな自席から遠い人とも容易にコミュニケーションができている。僕は松山オフィスの人たちすら身近に感じている。
日報スレッドを持っていない人もいる。つまり強制ではないのだ。週報の人もいるし、不定期の人もいるし、書かない人もいる。強制ではないということはたぶん重要で、強制ではないからこそみんな無理なく楽しめる範囲で書けているのだと思う。
以上の話はサイボウズ本社でのこと。サイボウズ・ラボに至っては、もっとすごい。日報のさらに上を行く、時報、分報、とでもいえそうな頻度で書きまくる社員がいるのだ。 僕じゃないよ、さすがの僕もそこまではできない。・・・本社のみんなはこのラボの掲示板は見えないんだよなあ、いやあ、このすごさと面白さを見せてあげられないのが残念だ(笑)。
社内にはWikiがあるのだけど、Wikiを使って情報を収集・要約するなんていうのは、僕にとっては得意中の得意だ。(企業秘密に抵触するかもしれないので)詳細は書けないけど、以前情報をどうやってまとめようかという話があって、僕が「ああ、それならWikiでできますよ、承認とアカウントください、すぐにやります」と安請け合いして、一気に作った。そして翌日、そのWikiサイトはとてもよくできていると高く評価してもらえた。
さて、この節で僕が言いたいことはこうだ。・・・僕は入社前からOSASK計画の中でいろんなことをやってきた。しかしそれらは趣味というか遊びみたいなもので、まさか就職後に役立つなんて思ってもみなかった。・・・インターネットだけで仲間たちとどうやって低コストで効率よく(そして楽しんで)情報共有をするか、僕はいつの間にかその方法を身につけてきた。このスキルがこの会社では役に立ってしまうのだ。それどころかキミはすごいねーとまで言われてしまうのだ。いったい誰が予想できただろう。人生どんなことでも無駄になんかならないなんていう(理想論のような)格言があるが、まさか本当にそうだったなんて!
(6)
サイボウズ・ラボに入って毎日の楽しみの一つは、お昼時間の雑談だ。ラボの雑談は、実に知的で、僕にとってはそれがたまらなく楽しい。常識に縛られずに、純粋にロジックだけで考えたらこうだよね、みたいな話もある。こういうのは楽しい。常識を疑うのは楽しい。
いやそれがなくても、あの西尾さんがラボにはいる。西尾さんを観察しているだけでも十分に楽しい。いつも予想外の何かをしてくれる。
今日の僕は風邪をひいている。元気がない。こんなときに重要なコードを書いてもどうせ間違えるだけだと思うので、それはしないで、ブログを書けるところまで書くことにした。今日書かないと次に書けるのはいつになるかわからないし。
サイボウズでは、自社製品のグループウェアを自分たち自身でも使っているのだけど、その使い方はちょっと普通ではない。普通は、会社の総務からのお知らせとか、上司からの通達などのために掲示板が使われているのではないかと想像する。でもわが社はそうではない。・・・いや、そういう普通の使い方もしているけど、そうではない使い方もしているのだ。そしてその「普通ではない使い方」のほうがむしろメインだと思う。
古くからのOSASK-Wikiを知っている人なら覚えているかもしれないけど、僕は「ひとりごと」を書くのが好きだ。話が長くなったらブログに書いたりもした。・・・実は、サイボウズにもこれに似た社内文化がある。それは「日報」だ。
社員ひとりひとりに掲示板のスレッドがある。今日はこんなことしました、これっておかしいと思いました、こんな苦労をしました、などなど、いろいろだ。多くの人の日報は内容がとても個性的で、それを読むだけでも楽しい。僕の日報もまあまあ評判がいい(えへへ)。もちろん日報の内容にお返事やアドバイスが書かれることもある。こうしてみんな自席から遠い人とも容易にコミュニケーションができている。僕は松山オフィスの人たちすら身近に感じている。
日報スレッドを持っていない人もいる。つまり強制ではないのだ。週報の人もいるし、不定期の人もいるし、書かない人もいる。強制ではないということはたぶん重要で、強制ではないからこそみんな無理なく楽しめる範囲で書けているのだと思う。
以上の話はサイボウズ本社でのこと。サイボウズ・ラボに至っては、もっとすごい。日報のさらに上を行く、時報、分報、とでもいえそうな頻度で書きまくる社員がいるのだ。 僕じゃないよ、さすがの僕もそこまではできない。・・・本社のみんなはこのラボの掲示板は見えないんだよなあ、いやあ、このすごさと面白さを見せてあげられないのが残念だ(笑)。
社内にはWikiがあるのだけど、Wikiを使って情報を収集・要約するなんていうのは、僕にとっては得意中の得意だ。(企業秘密に抵触するかもしれないので)詳細は書けないけど、以前情報をどうやってまとめようかという話があって、僕が「ああ、それならWikiでできますよ、承認とアカウントください、すぐにやります」と安請け合いして、一気に作った。そして翌日、そのWikiサイトはとてもよくできていると高く評価してもらえた。
さて、この節で僕が言いたいことはこうだ。・・・僕は入社前からOSASK計画の中でいろんなことをやってきた。しかしそれらは趣味というか遊びみたいなもので、まさか就職後に役立つなんて思ってもみなかった。・・・インターネットだけで仲間たちとどうやって低コストで効率よく(そして楽しんで)情報共有をするか、僕はいつの間にかその方法を身につけてきた。このスキルがこの会社では役に立ってしまうのだ。それどころかキミはすごいねーとまで言われてしまうのだ。いったい誰が予想できただろう。人生どんなことでも無駄になんかならないなんていう(理想論のような)格言があるが、まさか本当にそうだったなんて!
(6)
サイボウズ・ラボに入って毎日の楽しみの一つは、お昼時間の雑談だ。ラボの雑談は、実に知的で、僕にとってはそれがたまらなく楽しい。常識に縛られずに、純粋にロジックだけで考えたらこうだよね、みたいな話もある。こういうのは楽しい。常識を疑うのは楽しい。
いやそれがなくても、あの西尾さんがラボにはいる。西尾さんを観察しているだけでも十分に楽しい。いつも予想外の何かをしてくれる。
2012年4月2日月曜日
僕のサイボウズ・ラボ生活(2)
(3)
今日は僕の気構えについて書くところからはじめようと思う。
僕は信用されることに弱い(笑)。特に、僕が何の根拠も提供できていないうちから信用されたり期待されると、それに報いたいという気持ちが非常に強くなる。
僕はラボに入るとき、実績らしい実績がなかった。いや、確かに未踏ユースには採択されたし、本を書いてそこそこ売れるという(僕にとっての)快挙はあった。でもそんなことはサイボウズやラボの役に立つわけではない。サイボウズはwebアプリをメインに開発する会社なのに、僕は自作のOSにネットワーク機能を付けたことすらない。僕は情報工学だってちゃんと勉強したわけじゃない。学位をとったのは物理学でしかないし、それだって有名な論文を書いたというわけじゃない。なんといっても僕はこの36歳になるまで正社員になったことがなく、「こいつは本当に組織内で協調して仕事ができるのか?」なんてつっこまれたら「多分できると思います」としかいいようがない状況だった。それに36歳といえばこの業界では定年扱いで転職不能な年齢であるとさえ言われる。
にもかかわらず、ラボは僕を採用してくれた。しかも待遇は実績のある人がラボに転職した場合と同条件だった。さしたる根拠もないうちから信じてくれたのだ。こうなったからには、僕の採用を決断した畑さんを後悔させるわけにはいかない。なんとしても会社の役に立ちたいと思う。そしていつか、「ああ川合を採用してよかった、あの決断は間違いじゃなかった」と思われたい。いやそれどころか「あの状態でよく彼が役に立つと見抜きましたね、畑さんの人を見る目は確かですね」って畑さんが評価されるくらいの成果を出したいと思う。ラボやサイボウズ本社の役に立ちたい。僕がこの恩に報いるにはそれしかない。
ちなみに僕のこの考え方はOSASK計画でもそのまま適用されていて、OSASKの評判が大してよくないときからOSASKの可能性を評価して協力・応援してくれた人(いわゆる古参メンバー)への僕の思いは、並々ならぬものがある。でも結局僕はあまり恩返しはできていないと感じている。申し訳ない。・・・もっといえば、僕がOSASK計画を始める前から僕のことを高く買ってくれていた友人は、僕にとっては極めて大切な友達である。苦しいとき、つらいとき、逆境にあるときでも友達でいてくれたのだ。まずは彼らを信頼すべきではないか。・・・おっと申し訳ない、脱線してしまった。
(4)
僕は最初はラボの中にいて仕事をしていたのだが、のちにその仕事が無事に片付いて、次の仕事が回ってきた。そしてそれはサイボウズ本社の人の隣の席に引っ越して仕事をするという環境だった。僕はここでとても印象的な体験をした。そのことを自慢しようと思う。
それは一言でいえば、「みんなとても真剣に仕事をしている」ということだ。
そんなの(本当は)当たり前だ。なんというか、もしかしたら僕の基準が腐っていただけなのかもしれない。・・・まあでもちょっと説明させてほしい。・・・普通、どんな組織でも、不平を言いながら仕事をするとか、言われたことだけをいやいややるとか、なんかそういう人がそれなりの割合で存在していると僕は思う。でも僕が座った席の周りの人たちにはそういう人が見当たらない。まずこれに驚いた。
さらに、たとえばこんな口論があった。相当にヒートアップしていたせいで、席は隣ではなかったけどよく聞こえた。2人は感情的にすらなっていたかもしれない。しかし、その内容は感動的なものだった。・・・「だってそうしたらお客様はわかりやすいけど使いにくいと思う、だからこっちのほうがいい」「でもこれは前の会議でみんなで決めたことなんですよ」「もう一度見てよ、これこれがそれそれだから、こっちのほうがいいと私はいっている」「でもそれだとサポート担当の人が大変に」「私たちはサポートのために仕事をしているのではない、お客様のために仕事をしているんだ」・・・
なんという意識の高さだろう。 内容はまあとりあえずおいておくとしよう、僕は議論の背景を知らないので。この時の結論がどうなったのかも実は僕は知らない。すごいのは、自分が楽をするために議論しているとか、誰かに責任を押し付けるために議論をしているとか、自分を守るために議論をしているわけではない、ということだ。完全に他人のために一生懸命になって声を荒げている。お客様やサポート係のことを思っているのだ。しかもこれは役職が上の人たちの会話ではない。僕と毎週一緒にご飯を食べるくらいのごく普通の役職の人なのだ。
僕は畑さんや青野さんやそのほか多くの人を以前から尊敬していたが、こういう場面を何度か目の当たりにするうちに、本社のすべての人を無条件に尊敬するようになった。背筋を正す思いだ。こんな高潔な人たちと一緒に仕事ができることが、僕はとてもうれしい。やりがいを感じる。誇らしくもある。
なんかこの会社にいると、人間はすべていい人で、よく知らない相手ならまず信じてみるべきだ、と自然に思えてしまう。よくわからない人だから見定めようとか、警戒しようとか、なんかそういう態度が当たり前だとずっと思ってきたけど、ここにいるとそんなふうに思ってきた自分が間違っていたような気分になる。・・・いや、たぶん僕は間違っていない。この会社が本当にいいところなんだと思う。だから僕も会社の人はまず信頼しようと思う。
これは社風なのだろうか。どうしたらこういう組織がこの人数規模でも成立するのだろう。僕はそれが知りたい。すごく知りたい。OSASKコミュニティの運営に応用できるかもしれない。僕は中学や高校の教員免許を持っていたが(更新しなかったのでたぶん失効した)、このノウハウがあれば学級運営も画期的に進歩するかもしれない。・・・それとも僕はたまたまいい部署を見ただけなのだろうか。それは正直分からない。しかし僕は今日まで本社の他の部署にもかかわったが、それでも僕のこの印象は全く揺らいでいない。なんとなくこの雰囲気は本社開発部全体に共通だと感じている。さらに社内の大きいイベントでの感触も含めて判断すれば、営業部や人事部などの人たちも非常にいい人なんじゃないかと感じている。
今回はこの辺で。・・・えっとこれは不定期に書いているので次回がいつになるかはわからない。もしかしたら何ヶ月もあくかもしれない。ということで期待はしないように。
今日は僕の気構えについて書くところからはじめようと思う。
僕は信用されることに弱い(笑)。特に、僕が何の根拠も提供できていないうちから信用されたり期待されると、それに報いたいという気持ちが非常に強くなる。
僕はラボに入るとき、実績らしい実績がなかった。いや、確かに未踏ユースには採択されたし、本を書いてそこそこ売れるという(僕にとっての)快挙はあった。でもそんなことはサイボウズやラボの役に立つわけではない。サイボウズはwebアプリをメインに開発する会社なのに、僕は自作のOSにネットワーク機能を付けたことすらない。僕は情報工学だってちゃんと勉強したわけじゃない。学位をとったのは物理学でしかないし、それだって有名な論文を書いたというわけじゃない。なんといっても僕はこの36歳になるまで正社員になったことがなく、「こいつは本当に組織内で協調して仕事ができるのか?」なんてつっこまれたら「多分できると思います」としかいいようがない状況だった。それに36歳といえばこの業界では定年扱いで転職不能な年齢であるとさえ言われる。
にもかかわらず、ラボは僕を採用してくれた。しかも待遇は実績のある人がラボに転職した場合と同条件だった。さしたる根拠もないうちから信じてくれたのだ。こうなったからには、僕の採用を決断した畑さんを後悔させるわけにはいかない。なんとしても会社の役に立ちたいと思う。そしていつか、「ああ川合を採用してよかった、あの決断は間違いじゃなかった」と思われたい。いやそれどころか「あの状態でよく彼が役に立つと見抜きましたね、畑さんの人を見る目は確かですね」って畑さんが評価されるくらいの成果を出したいと思う。ラボやサイボウズ本社の役に立ちたい。僕がこの恩に報いるにはそれしかない。
ちなみに僕のこの考え方はOSASK計画でもそのまま適用されていて、OSASKの評判が大してよくないときからOSASKの可能性を評価して協力・応援してくれた人(いわゆる古参メンバー)への僕の思いは、並々ならぬものがある。でも結局僕はあまり恩返しはできていないと感じている。申し訳ない。・・・もっといえば、僕がOSASK計画を始める前から僕のことを高く買ってくれていた友人は、僕にとっては極めて大切な友達である。苦しいとき、つらいとき、逆境にあるときでも友達でいてくれたのだ。まずは彼らを信頼すべきではないか。・・・おっと申し訳ない、脱線してしまった。
(4)
僕は最初はラボの中にいて仕事をしていたのだが、のちにその仕事が無事に片付いて、次の仕事が回ってきた。そしてそれはサイボウズ本社の人の隣の席に引っ越して仕事をするという環境だった。僕はここでとても印象的な体験をした。そのことを自慢しようと思う。
それは一言でいえば、「みんなとても真剣に仕事をしている」ということだ。
そんなの(本当は)当たり前だ。なんというか、もしかしたら僕の基準が腐っていただけなのかもしれない。・・・まあでもちょっと説明させてほしい。・・・普通、どんな組織でも、不平を言いながら仕事をするとか、言われたことだけをいやいややるとか、なんかそういう人がそれなりの割合で存在していると僕は思う。でも僕が座った席の周りの人たちにはそういう人が見当たらない。まずこれに驚いた。
さらに、たとえばこんな口論があった。相当にヒートアップしていたせいで、席は隣ではなかったけどよく聞こえた。2人は感情的にすらなっていたかもしれない。しかし、その内容は感動的なものだった。・・・「だってそうしたらお客様はわかりやすいけど使いにくいと思う、だからこっちのほうがいい」「でもこれは前の会議でみんなで決めたことなんですよ」「もう一度見てよ、これこれがそれそれだから、こっちのほうがいいと私はいっている」「でもそれだとサポート担当の人が大変に」「私たちはサポートのために仕事をしているのではない、お客様のために仕事をしているんだ」・・・
なんという意識の高さだろう。 内容はまあとりあえずおいておくとしよう、僕は議論の背景を知らないので。この時の結論がどうなったのかも実は僕は知らない。すごいのは、自分が楽をするために議論しているとか、誰かに責任を押し付けるために議論をしているとか、自分を守るために議論をしているわけではない、ということだ。完全に他人のために一生懸命になって声を荒げている。お客様やサポート係のことを思っているのだ。しかもこれは役職が上の人たちの会話ではない。僕と毎週一緒にご飯を食べるくらいのごく普通の役職の人なのだ。
僕は畑さんや青野さんやそのほか多くの人を以前から尊敬していたが、こういう場面を何度か目の当たりにするうちに、本社のすべての人を無条件に尊敬するようになった。背筋を正す思いだ。こんな高潔な人たちと一緒に仕事ができることが、僕はとてもうれしい。やりがいを感じる。誇らしくもある。
なんかこの会社にいると、人間はすべていい人で、よく知らない相手ならまず信じてみるべきだ、と自然に思えてしまう。よくわからない人だから見定めようとか、警戒しようとか、なんかそういう態度が当たり前だとずっと思ってきたけど、ここにいるとそんなふうに思ってきた自分が間違っていたような気分になる。・・・いや、たぶん僕は間違っていない。この会社が本当にいいところなんだと思う。だから僕も会社の人はまず信頼しようと思う。
これは社風なのだろうか。どうしたらこういう組織がこの人数規模でも成立するのだろう。僕はそれが知りたい。すごく知りたい。OSASKコミュニティの運営に応用できるかもしれない。僕は中学や高校の教員免許を持っていたが(更新しなかったのでたぶん失効した)、このノウハウがあれば学級運営も画期的に進歩するかもしれない。・・・それとも僕はたまたまいい部署を見ただけなのだろうか。それは正直分からない。しかし僕は今日まで本社の他の部署にもかかわったが、それでも僕のこの印象は全く揺らいでいない。なんとなくこの雰囲気は本社開発部全体に共通だと感じている。さらに社内の大きいイベントでの感触も含めて判断すれば、営業部や人事部などの人たちも非常にいい人なんじゃないかと感じている。
今回はこの辺で。・・・えっとこれは不定期に書いているので次回がいつになるかはわからない。もしかしたら何ヶ月もあくかもしれない。ということで期待はしないように。
2012年3月30日金曜日
僕のサイボウズ・ラボ生活(1)
(0)
僕はサイボウズ・ラボの社員で、僕はサイボウズ・ラボやサイボウズをいい会社だと思っている。今からそれを自慢する(笑)。
結局のところ、サイボウズ本社やラボが良い会社だというだけではなく、僕の性格にぴったり合っていたということもあるのだと思う。本当によかった。僕は運がいい。
現在ラボはサイボウズ本社と同じビル、同じフロアに入っていて、仕事も一緒にすることが結構ある。
(1)
僕はまず、サイボウズ本社が好きだ。社長の青野さんがとても尊敬できる人で、会社の経営方針についてわかりやすいビジョンを持ち、それを全社員に向けて説明してくれる。僕はラボの社員であって本社の社員ではないのだけど、同じように説明してもらえる。聞いていると、「よしこの人のために僕は自分のできることをやろう」という気になる。応援したくなる人、という感じだろうか。
僕はOSASK計画を立ち上げてから、ずっとプロジェクトの代表で最高責任者だった。でも僕はこのポジションが好きだったわけじゃない。人間には適性があると思うのだけど、僕の適性は「参謀タイプ」であって「リーダータイプ」ではない。僕は諸葛孔明になりたいのであって、劉備玄徳になりたいわけではないのだ。・・・学生の時、僕はクラスメイトといろいろなプロジェクトを運営したが、いつも彼がリーダーで僕は助言役だった。そして僕たちは2人だけで、3~4人分の成果を上げ続けた。
僕はいろいろなことを思いつくが、常に全体が見えているわけじゃない。無責任にあれこれ考えて、すべての選択肢を洗い出して列挙するのは得意だ。無理難題を持ってこられても、とにかく解決法を見つけ出す。僕はそういう性格なのだ。・・・相応の覚悟をもってそのうちのどれにするかを選べるリーダーさえいれば、僕はそれに喜んで従うし、僕は自分の得意なことに専念できる。僕はずっとリーダーがほしかった。僕はリーダーには向いてない。
ラボに入って、僕には上司ができた。決定してくれるし、責任も取ってくれる。僕の責任は限定され、僕は上司が決定するのに必要な情報を十分に提供すれば、それだけで評価してもらえる(責任問題に関しては)。そして青野さんをはじめとするサイボウズの役員の人たちやラボの畑さんは、本当に尊敬できる人なので、決定に不満を感じることはない。むしろ入社して以来、判断の結果がどうなったのかを見てきたが、それを見れば見るほど、さすがだなあ、やっぱりこの人の下についていてよかった、この会社に入ってよかった、と思う。
(2)
サイボウズは、グループウェアを開発する会社だ。 グループウェアというのは、社内でのコミュニケーションを効率的にするためのソフトウェアのことだ。そしてもちろん自社で作ったツールを自分たちでも使う。おかげで、社内でのコミュニケーションは非常に円滑だと思う。
僕はラボの社員だけど、本社のことも自席に居ながらにしてとてもよくわかる。知りたいことはいくらでも知れる。本社開発部の人の一人一人が、今どんな開発をしてどこに詰まっているかもわかる。今日どのくらい本社に売り上げがあったのかもわかる。営業部の誰それが今日大きな注文をとったよ!ということだってわかる。マスコミにサイボウズがどう取り上げられているのかも分かる。・・・僕はこれが他の会社でも当たり前なのかどうかはわからない(ラボが最初の正社員なので)。でもこれってすごいことなんじゃないかと僕は思う。自分の部署以外のことも知りたいだけ知れるなんて。いやそれどころか、親会社の中身までこんな粒度で見えているなんて。
僕が初めて会った本社の人に「社内掲示板で○○をやっているって書いていた人ですよね!面白そうだと思いました、もっと教えてください」って話しかけたら、みんなていねいに教えてくれる。僕も時々聞かれる。部署もフロアも違うのに、そんなことがよく起こる、そういう会社だ。
これはとてもいい環境だと思うし、この環境が達成できたのには、わが社のグループウェア製品の出来の良さが役立っていると僕は信じて疑わない。だから僕はサイボウズのグループウェアが普及してほしいと本気で思う。そうすれば世界中の企業はもっと効率よく仕事ができて、文明はより進歩できると信じている。・・・そう僕が仕事をするのは単にお給料のためだけではないのだ。
これらは、入社前からわかっていたことじゃない。というか入社前の僕にとって、サイボウズ・ラボは単に「竹迫さんと西尾さんと光成さんとひげぽさんがいる会社で、しかもラボユースをやっているいい会社で、さらに本社の青野さんってかっこいいなあ」でしかなかった。グループウェアは一つも知らなかった(それでよく入れてもらえたなあ・・・苦笑)。
とりあえず今日はここまで。続きはまた今度。
僕はサイボウズ・ラボの社員で、僕はサイボウズ・ラボやサイボウズをいい会社だと思っている。今からそれを自慢する(笑)。
結局のところ、サイボウズ本社やラボが良い会社だというだけではなく、僕の性格にぴったり合っていたということもあるのだと思う。本当によかった。僕は運がいい。
現在ラボはサイボウズ本社と同じビル、同じフロアに入っていて、仕事も一緒にすることが結構ある。
(1)
僕はまず、サイボウズ本社が好きだ。社長の青野さんがとても尊敬できる人で、会社の経営方針についてわかりやすいビジョンを持ち、それを全社員に向けて説明してくれる。僕はラボの社員であって本社の社員ではないのだけど、同じように説明してもらえる。聞いていると、「よしこの人のために僕は自分のできることをやろう」という気になる。応援したくなる人、という感じだろうか。
僕はOSASK計画を立ち上げてから、ずっとプロジェクトの代表で最高責任者だった。でも僕はこのポジションが好きだったわけじゃない。人間には適性があると思うのだけど、僕の適性は「参謀タイプ」であって「リーダータイプ」ではない。僕は諸葛孔明になりたいのであって、劉備玄徳になりたいわけではないのだ。・・・学生の時、僕はクラスメイトといろいろなプロジェクトを運営したが、いつも彼がリーダーで僕は助言役だった。そして僕たちは2人だけで、3~4人分の成果を上げ続けた。
僕はいろいろなことを思いつくが、常に全体が見えているわけじゃない。無責任にあれこれ考えて、すべての選択肢を洗い出して列挙するのは得意だ。無理難題を持ってこられても、とにかく解決法を見つけ出す。僕はそういう性格なのだ。・・・相応の覚悟をもってそのうちのどれにするかを選べるリーダーさえいれば、僕はそれに喜んで従うし、僕は自分の得意なことに専念できる。僕はずっとリーダーがほしかった。僕はリーダーには向いてない。
ラボに入って、僕には上司ができた。決定してくれるし、責任も取ってくれる。僕の責任は限定され、僕は上司が決定するのに必要な情報を十分に提供すれば、それだけで評価してもらえる(責任問題に関しては)。そして青野さんをはじめとするサイボウズの役員の人たちやラボの畑さんは、本当に尊敬できる人なので、決定に不満を感じることはない。むしろ入社して以来、判断の結果がどうなったのかを見てきたが、それを見れば見るほど、さすがだなあ、やっぱりこの人の下についていてよかった、この会社に入ってよかった、と思う。
(2)
サイボウズは、グループウェアを開発する会社だ。 グループウェアというのは、社内でのコミュニケーションを効率的にするためのソフトウェアのことだ。そしてもちろん自社で作ったツールを自分たちでも使う。おかげで、社内でのコミュニケーションは非常に円滑だと思う。
僕はラボの社員だけど、本社のことも自席に居ながらにしてとてもよくわかる。知りたいことはいくらでも知れる。本社開発部の人の一人一人が、今どんな開発をしてどこに詰まっているかもわかる。今日どのくらい本社に売り上げがあったのかもわかる。営業部の誰それが今日大きな注文をとったよ!ということだってわかる。マスコミにサイボウズがどう取り上げられているのかも分かる。・・・僕はこれが他の会社でも当たり前なのかどうかはわからない(ラボが最初の正社員なので)。でもこれってすごいことなんじゃないかと僕は思う。自分の部署以外のことも知りたいだけ知れるなんて。いやそれどころか、親会社の中身までこんな粒度で見えているなんて。
僕が初めて会った本社の人に「社内掲示板で○○をやっているって書いていた人ですよね!面白そうだと思いました、もっと教えてください」って話しかけたら、みんなていねいに教えてくれる。僕も時々聞かれる。部署もフロアも違うのに、そんなことがよく起こる、そういう会社だ。
これはとてもいい環境だと思うし、この環境が達成できたのには、わが社のグループウェア製品の出来の良さが役立っていると僕は信じて疑わない。だから僕はサイボウズのグループウェアが普及してほしいと本気で思う。そうすれば世界中の企業はもっと効率よく仕事ができて、文明はより進歩できると信じている。・・・そう僕が仕事をするのは単にお給料のためだけではないのだ。
これらは、入社前からわかっていたことじゃない。というか入社前の僕にとって、サイボウズ・ラボは単に「竹迫さんと西尾さんと光成さんとひげぽさんがいる会社で、しかもラボユースをやっているいい会社で、さらに本社の青野さんってかっこいいなあ」でしかなかった。グループウェアは一つも知らなかった(それでよく入れてもらえたなあ・・・苦笑)。
とりあえず今日はここまで。続きはまた今度。
2012年3月28日水曜日
ブログ名を変更します
http://dot.osask.jp/blog2/ の不具合は一時的なものだったようで、夜には普通にアクセスできました。ということで、このブログの使い道が早くも微妙になったのですが、基本的な書き分け方針を考えました。
ここは私の活動のうち、サイボウズやサイボウズ・ラボに関係あるものを主に置くことにします。
oSasKdotではサイボウズLiveについてたくさん書いたりもしましたが、ああいうものは今後はこちらに書くことにしようというわけです。でも、私にとってのメインはあくまでもoSasKdotなので、こちらに記事を書いた時には、oSasKdot側でもリンクを張る予定です。ですから両方をチェックする必要はないと思います。
さて実は、ラボの社長の畑さんに、「僕の視点で」サイボウズやラボの紹介ブログ記事を書いてもいいですかと聞いてみたところ、OKをいただけたので、今後はそれを書いてみたいと思っています。だって本当に楽しい会社なのです。僕はそれを自慢したくてしょうがないのです。それに僕はよく「ラボでどんなことをしているんですか?」って聞かれるので、僕が会社で何をしているかも書きたいです。・・・まあ、書くことが過激すぎたら、チェックが入って公開不能になってお蔵入りかもしれませんが・・・。
たぶん4月くらいからちまちま書きます。書かれなかったら、忙しいか、チェックでアウトになったか、まあどちらかなので許してくださいませ。
・・・となると、「K-tanの一時ブログ」は不適切な名前だなあ。じゃあ名称変更で、「川合秀実の社会人ブログ」にすることにします。
ここは私の活動のうち、サイボウズやサイボウズ・ラボに関係あるものを主に置くことにします。
oSasKdotではサイボウズLiveについてたくさん書いたりもしましたが、ああいうものは今後はこちらに書くことにしようというわけです。でも、私にとってのメインはあくまでもoSasKdotなので、こちらに記事を書いた時には、oSasKdot側でもリンクを張る予定です。ですから両方をチェックする必要はないと思います。
さて実は、ラボの社長の畑さんに、「僕の視点で」サイボウズやラボの紹介ブログ記事を書いてもいいですかと聞いてみたところ、OKをいただけたので、今後はそれを書いてみたいと思っています。だって本当に楽しい会社なのです。僕はそれを自慢したくてしょうがないのです。それに僕はよく「ラボでどんなことをしているんですか?」って聞かれるので、僕が会社で何をしているかも書きたいです。・・・まあ、書くことが過激すぎたら、チェックが入って公開不能になってお蔵入りかもしれませんが・・・。
たぶん4月くらいからちまちま書きます。書かれなかったら、忙しいか、チェックでアウトになったか、まあどちらかなので許してくださいませ。
・・・となると、「K-tanの一時ブログ」は不適切な名前だなあ。じゃあ名称変更で、「川合秀実の社会人ブログ」にすることにします。
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